(有)らいず不動産のスタッフブログ
Heart to Heart らいずのひとりごと 八戸不動産 賃貸アパート・貸家などなど不動産にまつわるお話のほか いろんな情報や雑談をスタッフの個人的感覚で書いてます('∇')
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今後の課題の一つになるであろう問題
全国賃貸住宅新聞を読んで、
最近の滞納者事情に衝撃を受けました。
らいずでこういう事例ってのは、まだここまで深刻なものはありませんが、
こういう場合にどう対処したらいいかいろいろ知っておくのも重要だなと思いました。
その記事を紹介したいと思います。
-滞納事実は無視して解決できないクレームをつける-
ここ数年、滞納者が心の病を訴えるケースが増えてきました。
滞納が始まる
↓
理由を聞く
↓
「心を病んで仕事を辞めた」
↓
だから「支払えない」
これが基本パターンです。
うつ病、そううつ病、統合失調症、パニック障害等、様々な病名を私たちは告げられてきました。
男女の比率も同じようなものです。
年齢も様々ですが、特に若い人達が増えてきたような印象を受けています。
「エアコンの吹き出し口から人が出てくる」
「鍵穴から人が入ってくる」
「外出して戻ったら、床がフローリングからカーペットに変わっている」
「誰かがずっとのぞいている」
彼らは滞納事実を横に置き、解決できないようなクレームを堂々と訴えてきます。
通常の手続きよりも、一手間増えることは避けられません。
しかし彼らはうそを言っている認識がないため、余計にやっかいです。
ただ、滞納者にさまざまな言い訳があるにしろ、仕事を辞めて再就職しないなら、この先の滞納状態は悪化する可能性が高くなります。
家族の絆が薄い人に見られる傾向
「早めにご家族とかに相談されてはいかがですか?」
と促してみても、滞納者の反応はノー。
滞納者で心を病んでいるケースの大半は、家族との絆が薄いと感じます。
ご家族に「SOS」を出せばよいのにと思いますが、その助けを求められないからこそ病んでしまうのでしょうか?
若いそううつ病の男性滞納者は、会話が出来る時期とまったくコミュニケーションが取れない期間が相互にありました。
うまくそのタイミングを見計らって明け渡し交渉を進めなければならない、そんな工夫が必要でした。
残念ながら訴訟手続まで進んでしまいましたが、その頃にはそううつ病の彼女まで同居を始め、あろうことか彼女は妊娠しているとのこと。
もう産むしかない時期にもきていました。
私たちが何度促しても、彼らは親御さんへ助けを求めません。
家族から絶縁されていると言い張るのです。
しかも二人共生活保護受給者で、経済活動もしていません。
生まれてくる赤ちゃんのことを考え
「一緒に親御さんのところに行ってあげるから」
と言っても、彼らは極端なほど親との交渉を避けていました。
結局、強制執行直前のそう状態のときに、おなかが膨らんだ彼女と一緒に退去していきました。
老婆心ながら、二人の間に生まれてくるお子さんの健やかな成長が心配でなりませんでした。
日々の社会現象になりつつある、心の病を抱える人たち。
賃貸市場にも確実に広がりを見せてきています。
元記事
最近の滞納者事情に衝撃を受けました。
らいずでこういう事例ってのは、まだここまで深刻なものはありませんが、
こういう場合にどう対処したらいいかいろいろ知っておくのも重要だなと思いました。
その記事を紹介したいと思います。
-滞納事実は無視して解決できないクレームをつける-
ここ数年、滞納者が心の病を訴えるケースが増えてきました。
滞納が始まる
↓
理由を聞く
↓
「心を病んで仕事を辞めた」
↓
だから「支払えない」
これが基本パターンです。
うつ病、そううつ病、統合失調症、パニック障害等、様々な病名を私たちは告げられてきました。
男女の比率も同じようなものです。
年齢も様々ですが、特に若い人達が増えてきたような印象を受けています。
「エアコンの吹き出し口から人が出てくる」
「鍵穴から人が入ってくる」
「外出して戻ったら、床がフローリングからカーペットに変わっている」
「誰かがずっとのぞいている」
彼らは滞納事実を横に置き、解決できないようなクレームを堂々と訴えてきます。
通常の手続きよりも、一手間増えることは避けられません。
しかし彼らはうそを言っている認識がないため、余計にやっかいです。
ただ、滞納者にさまざまな言い訳があるにしろ、仕事を辞めて再就職しないなら、この先の滞納状態は悪化する可能性が高くなります。
家族の絆が薄い人に見られる傾向
「早めにご家族とかに相談されてはいかがですか?」
と促してみても、滞納者の反応はノー。
滞納者で心を病んでいるケースの大半は、家族との絆が薄いと感じます。
ご家族に「SOS」を出せばよいのにと思いますが、その助けを求められないからこそ病んでしまうのでしょうか?
若いそううつ病の男性滞納者は、会話が出来る時期とまったくコミュニケーションが取れない期間が相互にありました。
うまくそのタイミングを見計らって明け渡し交渉を進めなければならない、そんな工夫が必要でした。
残念ながら訴訟手続まで進んでしまいましたが、その頃にはそううつ病の彼女まで同居を始め、あろうことか彼女は妊娠しているとのこと。
もう産むしかない時期にもきていました。
私たちが何度促しても、彼らは親御さんへ助けを求めません。
家族から絶縁されていると言い張るのです。
しかも二人共生活保護受給者で、経済活動もしていません。
生まれてくる赤ちゃんのことを考え
「一緒に親御さんのところに行ってあげるから」
と言っても、彼らは極端なほど親との交渉を避けていました。
結局、強制執行直前のそう状態のときに、おなかが膨らんだ彼女と一緒に退去していきました。
老婆心ながら、二人の間に生まれてくるお子さんの健やかな成長が心配でなりませんでした。
日々の社会現象になりつつある、心の病を抱える人たち。
賃貸市場にも確実に広がりを見せてきています。
元記事
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